歩き遍路 平成19年春(J1) 記録の準備
UTMIで受信したSOFをVisual C#で解析しました。
Cypress社の CY7C68000A(UTMI)を使ってSOFパケットを受信しました。
●SOF取得の構成
次は、SOFを取得した構成の写真です。
次の写真で、左上の基板は、FPGA(Cyclon3)とCY7C68000A(UTMI)を搭載したSLS社の基板です。基板の左側からロジックスコープと接続用ケーブルが出ています。又、基板の右下は測定するUSBターゲットとの接続用USBケーブルです。
左下の基板は、測定データをパソコンに送るFT245を搭載しています。
右上の基板は、測定されるUSBホストの信号を測定されるUSBターゲットと測定用のSLS社の基板に分配しています。
右下の基板は、測定されるUSBターゲットでFT245を使っています。

●取得したSOFパケットデータ
UTMIとFPGAで取得したSOFパケットデータの一部を16進エディタで16進表示しました。
これでは何のことか分かりません。

●取得したSOFパケットデータをVisual C#で解析
Visual C#の「DataGridView]を使って解析しました。
Column1は、取得データをSync単位で切り出しました。「80」のSyncに続く6バイトは時間データで、その後ろがPDIです。赤いラインでは、「A5
2F 34」で、A5がPID,2F 34がフレーム番号とCRC5です。
Column3は、整理した内容で、フレーム番号は1071,CRC5は6です。
Column5は、取得した時間を「ナノセカンド」の分解能で表示しています。

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