歩き遍路 平成19年春(J1) 記録の準備
USB信号の波形(8) USB HDDのデータ転送を見る
USB HDD(ハードディスク)にデータ書込み状況の波形を、USBケーブル上で見ました。
HDDは、ノートパソコンに内蔵されている2.5インチHDDで、それをUSBアダプタと接続した物です。
●USBHDDデータ書込み波形と構成
USBHDDにデータを書き込んだ波形と構成を次に示します。
構成は単純で、パソコンにUSBHDDを接続してある間にUSBラインモニタを入れました。
USBラインモニタは、UsbPhyとFPGAを組み合わせて作りました。
USBHDDデータ書込み波形画面の上部にUsbPhy関係で、下部はFPGA内の処理用回路の波形を示します。
主な波形は、上から4,5,7,8です。4番目のUtRxAct信号は、データ有りの期間を示しています。
データは、512バイト単位で転送されています。画面では、3ブロックを31uSで転送されています。
31uS ÷ (3 x 512)= 20nS なのでハイスピードで転送されているのが判ります。


●USBHDDデータ書込み波形の解析観測
上の波形の先頭部分を拡大して解析しました。
波形は、Sofから始まります。データー転送は、Out,Data0からAckまでの9uS程です。
そして、1uS程の間隔を経て繰り返しています。
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