秋月Rx210ボードでM3S-TFAT-Tinyを試す

秋月Rx210ボードでルネサス社のSPI モードMMC/SD メモリカード・ドライバ・ソフトウェア、M3S-TFAT-Tinyを試しました。
 TFAT ライブラリは、省メモリタイプのFAT ファイルシステムソフトウェアライブラリで、FatFs をベースに作成されました。FatFs は小規模な組み込みシステム向けの汎用FAT ファイルシステム・モジュールで、ChaN 氏によって開発されたソフトウェアです。

 よく出来たソフトウェアですが、SD メモリカードとの接続図が見当たらないとか、プログラムがそのままでは動かない等の問題が有りました。


●構成と動作


 上側の写真は、秋月Rx210ボードでM3S-TFAT-Tinyを試している構成です。
 秋月Rx210ボードに、SD メモリカードとスイッチ、LEDを接続しています。

 中央の写真は、プログラム実行でSD メモリカードに残されたデータです。データの元は、プログラムに埋め込まれたROMデータです。

 下側の写真は、秋月Rx210ボード周りの接続図です。ルネサス社のHPを探したのですが見当たらRSKRX210 の回路図と、M3S-TFAT-Tinyのプログラムを見ながら起こしました。



 


 


 



●プログラムがそのままでは動かない問題

 M3S-TFAT-TinyをCS+でコンパイルして実行しました。ここまでは、問題無く出来ました。
 実行すると、エラー終了とLEDに表示されます。E1で調べたら、初期化が完了できません。悩みました。
 
 上側の写真は、初期化できずに、ループしている状態です。
 E1で調べたら、変数 gStat が設定できません。たまたま、変数 gStat のアドレスが気になったので調べました。なんと、ROM領域に割りつけられています。

 ネットで調べると、CS+では「static DSTATUS g_Stat = TFAT_STA_NOINIT;」の様に、static 宣言した変数を同時に初期化したらROM領域に割りつけられる様です。

 下側の写真は、変数宣言と、変数の初期化を分けました。これなら、変数はRAM領域に割りつけられ、正常に動作しました。


 



 


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