プリント基板切断用冶具を作りました。
10cmx10cmの両面基板に4つの回路を組み込んだので、4つに切断しなければなりません。当初は、ノコギリかアクリルカッタで簡単に切断できるわと簡単に考えていました。しかし、ノコギリで切断すると10cmの長さでも1mm程擦ずれてしまいます。又、アクリルカッタで切断すると結構時間がかかります。
これじゃ駄目だと考え、ノコギリは速く切れるので、ノコギリ用の冶具を作りました。
写真のように、プリント基板を冶具に挟んでノコギリで切断します。
近くの、ホームセンタに行き、いろいろ物色して出来るだけ予算がかからないように考えました。
材料は、Lアングルを3枚、細長い建築用補強金具を2枚、蝶ねじとナットを2組です。1000円でお釣りが有りました。
鉄を削ったり、曲げたり、切ったりする工具の手持ちが無いためそのまま組み立てだけで済ませました。
右下はプリント基板を4つに分割した物です。右上は分割前のものです。冶具の威力は素晴らしいです。
中央のノコギリ用の冶具ですが、Lアングルを2枚を「コ」字形に組み合わせて台を作り、上から押えのLアングルを蝶ねじとナットで挟みます。Lアングルの間に、切断するプリント基板を細長い建築用補強金具2枚で挟んで固定します。Lアングルは固定用、細長い建築用補強金具はノコギリのガイド用です。
すなわち、細長い建築用補強金具の端をプリント基板の切断位置に合わせてノコギリの歯をガイドします。Lアングルは固定用なので、プリント基板を挟んだ細長い建築用補強金具は、Lアングルより少し飛び出させます。
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